更新:キャンピングカー購入記(第2章・第6回)~ついに理想のレイアウトの車両を発見!

もやし@naturum

2025年05月18日 10:40

本家ブログを更新しました。→https://moyalog.caravan-life.com/entry/20250518/1747530960

キャンピングカー購入記第6回。
「これだ!」と思える希望のレイアウトの車両が出たので、実車を見に行ってきました。
10年以上前の車両でしたが、外装も内装も年式のわりに悪くなく、装備や価格も申し分なしでした。

ついに決断--と思った瞬間、思いがけない現実に直面しました。

 

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これぞ理想!と思えた車両との出会い

インターネットで見つけたその車両は希望していたレイアウトです。

【これです】

価格は年式相当の妥当なものだったので早速現地に見に行きました。
目の前にした現車の外観は悪くなく、内装もこの年式で?というくらい非常にきれいでした。
気になるペット臭もなければ装備や価格も申し分なく、これなら即決でいいかな、と思ったほどです。

床に感じた違和感

ところが、リビング空間の床の一部を踏んだ瞬間、妙な「ふわふわ感」がありました。
気になってその周辺の天井や壁の内張を確認しましたがキレイそのもの。
これはもしや…と思い外せる限りの内張を外したところ、すぐには見つけられないところに雨漏りの痕跡を見つけることができました。
つまりこの車両、過去に大規模な雨漏りを起こして天井や壁や内装をやり替えていた車両だったのです。
キャンピングカーはその性質上、雨漏りが発生する可能性は非常に高いです。
肝心なのは雨漏りが発生してからの対処で、速やかに手を打てば問題になることはまずありません(雨漏りしたことがある、と敬遠されることはあるかもしれませんが機能的には問題はありません)。
一方で今回の車両のように床にまで影響が出るというのは、適切な対処を打たなかったか、相当の期間を放置していたか、とも受け取ることができてしまいます。

床板の腐りは大工事に直結

床板の腐りは、見た目の内装材を張り替えるだけでは根本的な解決になりません。
床板の腐食は床全体を剥がしてやり直す必要があります。

【だいたいこんな感じ】

そのため造作済みの家具などを撤去して端まで開く必要があるため大掛かりになります。
さらに根太(床下の骨組み)を超えて広がっていたり、根太にまで及んでいることもあったりと、開いてみるまで分からない上に開いたが最後ちゃんとやり直さないと…という意思が働くためDIYでどうにかできるレベルではなく、業者に依頼すれば大規模な工事と高額な費用がかかってしまいます(;´・ω・)

悩んだ末の決断

この車両は、床の腐りさえなければ、レイアウト・装備・価格ともに理想的な1台でした*1
実際、内装やファニチャーも新品同様で文句のつけようがありません。
しかし床板の補修となると手間も費用も桁違いに発生します…。
悩みに悩みましたが、今回はこの車両の購入は見送ることにしました。

そんなとき、営業さんから「あの・・・差し支えなければ・・・」という声掛けがありました。

まとめと次回予告

今回の経験でキャンピングカー選びは「見える部分」だけでなく「見えない部分」こそ慎重に確認することの大切さを学びました。
理想の一台に出会うまでまだまだ道のりは遠そうですが、引き続き中古キャンピングカー探しの旅は続きます(=゚ω゚)ノ
そして最後に営業さんが言った「差し支えなければ…」の提案は何か、次回もお楽しみに~( *´艸`)

 

 

*1:床の腐りがあるから安いわけでなく年式・装備だとこの値段になるという意味での価格です


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