2025年03月11日 22:52
長女ちゃんの中学校卒業式に参列してきました。
義務教育修了という節目を清々しい晴天の中で迎えることができましたヾ(≧▽≦)ノ
雲ひとつない絶好の卒業式日和で、子どもたちの新たな出発にふさわしい日になったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
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長女ちゃんが中学に上がったのが2022年、コロナ禍は落ち着いたとは言われつつも、一部で第○波が~!と騒いでいるまさにそんな不安定な時期でした。
事前に配布された卒業アルバムを見せてもらうとその変化が如実に表れています。
1年次の写真はほぼ全員がマスク姿、それが時間が経つにつれて徐々に素顔の写真が増え、3年次になる頃にはほとんどがマスクなしの写真に変わっていました。
このアルバムは単なる思い出の記録ではなく、彼らが過ごした3年間がまさにコロナ禍からの過渡期だったことを物語る記録でもあるなぁと感じています。
大人たちが様々な議論や混乱の中にいる一方で、子どもたちは若者特有の柔軟性でこの困難な時期を乗り越えてきたのだと実感します。
在校生総代の送辞、卒業生総代の答辞はどちらも立派なもので、長時間の式ではありましたが1つ1つの次第が心に残る素晴らしい卒業式でした。
最も印象に残ったのは卒業生の退場でした。
僕自身の中学校の卒業式でも、また長男くんの中学校の卒業式でも、式の終了後は担任が卒業生を引率して退場していましたが、長女ちゃんの学校では全く異なるスタイルでしたΣ(・ω・ノ)ノ!
クラスの代表が「〇組起立!」と声をかけ、それに応じてクラスの生徒たちが一斉に立ち上がり、自分たちだけで退場していく姿は、まさに「義務教育の修了」を象徴しているようでした。
もはや教師に導かれるのではなく、自らの意思で次のステージに進んでいく、その自立心と責任感を感じられる退場でした。
中学の卒業式=義務教育の修了という意味を考えると、個人的にはこのようなスタイルは良いなぁと思いました(´艸`*)
また、退場する子どもたちの表情も印象的でして、卒業式の退場時は泣いている子も多々いるようなイメージがありましたが、長女ちゃんの学校では泣いている子はゼロで、みな晴れ晴れとした笑顔で退場していきました。
アフターコロナに至る不安定な過渡期に、自己を確立させる中学校生活を送った長女ちゃんたちですが、むしろその経験が彼らを一層たくましく柔軟な思考を持つよう育ててくれたと期待しています。
これからの人生で直面するであろう様々な変化や困難も、そんな経験を糧にきっと乗り越えていけると信じています。
義務務教育の修了は、子どもたちにとっても親にとっても大きな節目です。この日の晴れやかな光景を心に刻みながら、長女ちゃんの新たな一歩を温かく見守っていきたいと思います。