県内でも桜の開花情報がアチラコチラから聞こえるように、北関東もだいぶ暖かくなってきました。春分の日も過ぎましたので、冬の間稼働させていた蓄熱暖房機を停止しました。

蓄熱暖房機は、本体内に組まれた蓄熱レンガを夜間電力で加熱して、日中は自然放熱やファンによる強制放熱で部屋を暖めてくれます。電源断から３日を経過してもなお、蓄熱暖房機の前面パネルは暖かさが残っているのは、スゴイ蓄熱量なんでしょうね。

今年の冬は体感的には去年・一昨年よりも寒かったように思いますが、厳冬期の１月・２月の電気使用量は去年とほぼ変わらずの2,000kWh/月程度でした。
10年前は3,000kWh＝電気代35,000円超を叩き出し、蓄暖を導入したことを後悔したこともありますが、温暖化現象はこういうところでも見て取れますね。

※東京電力のサイト変更により過去10年分のデーターがすべて削除されてしまいました。超～不便です(ノД`)・゜・。

蓄熱暖房機のあまりに暴力的な電気代に怯み、一時期エアコン暖房で凌ごうとした年もありましたが、結局電気代はあまり変わらない割に、空気は乾燥するわ床面まで暖かくならないわで蓄暖の良さを再確認してからは、おとなしく蓄暖一択で冬を乗り越えています。
建築時に２階にも設置しておけばよかったなぁと思う住設の１つですね。